Wallenberg症候群らしい症状に麻痺を伴った患者がいました。Wallenberg症候群語呂合わせは「我は極道症候群」。国試のときはもっといい語呂合わせがあった気がするなあ・・。

我:"われ"んべるぐ
は:Ⅷ→前庭神経:嘔吐、めまい
ご:Ⅴ→三叉神経:顔面の温痛覚障害
くどう=Ⅸ・Ⅹ→舌咽・迷走神経:カーテン徴候、球麻痺(嚥下、構音障害)、味覚障害
症:小脳症状
候:交感神経症状→Horner症候群
群:その他=対側の温痛覚


ということで普通は錐体路障害を来しません。錐体路は前の方にありますからね。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15608002/

ただ前の方もやられると、錐体路をやられて麻痺がでます。障害部位と同側の場合はOpalski's syndromeで、対側に麻痺が出た場合はBabinski‑Nageotte syndromeとなります。病変と錐体交叉の位置によるようです。

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https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3579029/