高血糖の患者さんが入院してDKAではなさそうなんですが、尿ケトン体はどうなる?という話がチーム内で出たので整理。

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12人のDKA患者と8人のAKA患者の採血データを比べた。入院時のデータは以下の通り。
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ベータヒドロキシ酪酸とアセト酢酸の比はDKAでは3:1、AKAでは7:1だった。ベータヒドロキシ酪酸の量はDKA 7.7±0.8mmol/L, AKA 6.5±1mmol/Lと大きく変わらなかったので、DKAの方がアセト酢酸が多いということがわかります。

尿試験紙のケトン体の検出はニトロプルシドナトリウムがアセト酢酸とアルカリ緩衝液の存在下で錯体を形成して紅紫色を来たすことで見ています。なのでアセト酢酸を見ているのでDKAでは尿ケトン体陽性になりやすいということです。

血清ケトンはベータヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトン全て測るのでそれで答え合わせしてもいいかもしれませんね。