昼ごはんを食べながら読んでいた日本内科学会雑誌の座談会が非常に勉強になりました。Cushing症候群とAcromegalyを想起する練習。

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<Cushing症候群> 
Cushing症候群は肥満のイメージでしたが、うつ病及び摂食障害が伴う場合は痩せます。るいそうを呈する隠れCushing症候群に共通する徴候として以下のものがあるそうです。

・うつ病
・低カリウム血症
・白血球分画異常(好中球増多と好酸球低下)


あとは爪の白癬化(免疫力の低下)、皮膚の菲薄化などに注意ですね。

<Acromegaly>

Acromegalyは見た目で一発診断できるように。皮膚の疣贅ゴツゴツした手特徴的な顔貌(突き出た額、顎と分厚い唇)などに注意。
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上記の写真は1886年に初めてacromegalyという言葉が使われた患者の写真で当時37歳でした。24歳から無月経と頭痛を訴えていたそうです。そして徐々に手や舌が大きくなってくることに気づき、顔貌に変化が見られました。

幼少期に発症した場合には長管骨の成長板が閉鎖していないので、巨人症を起こします。
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逆に言うと大人になってから発症した場合は巨人症を起こしません。