通常型AVNRTは房室結節付近に二重伝導路が存在し、順行路として遅伝導路を逆行路として速伝導路を通るパターンが多いのでこれを通常型(common type)と呼ぶ。

通常型AVNRTでは心室が興奮した直後に、逆行性に速伝導路を逆行し心房を興奮させる。そのため心房と心室の興奮の時相はほぼ同一(なのでFrog signが出る)。重なるタイミングで心電図が変わる。Ⅱ, Ⅲ, aVfで逆行が見えないのが48%、偽性S波として見えるのが46%(少し遅い。V1で偽性R波)、偽性Q波(少し速い)として見えるのが2%. 

スクリーンショット 2019-05-13 12.24.44
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/43/SUPPL.3/43_S3_28/_pdf

上の図の一番右はUncommon typeで逆行路が遅伝導路を通るパターンなのでP波が出るのが遅い。

AVRTは副伝導路(ケント束)を有する。房室結節を順行し、副伝導路を逆行する。QRS波の後に心房波(P'波)が認められ、Ⅱ, Ⅲ, aVfで下向きとなる。