リツキシマブシリーズで追加です。RITUXVAS試験ですね。腎障害のあるAAV患者(年齢中央値 68歳)が対象に3:1に割り付けたopen-label, two-group, paralleldesign, randomized trialです。

https://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa0909169?articleTools=true

P:腎生検で壊死性糸球体腎炎像あり or 赤血球円柱 or 血尿(赤血球≧30)のあるAAV 44名

I:33名. リツキシマブ 375mg/m2を毎週4回行う。1,3回目のリツキシマブ投与時には15mg/kgのシクロフォスファミドを点滴で投与する。最初の6ヶ月で病状が進行する場合は3回目のIvCyを追加しても良い

C:11名. IvCyを3-6ヶ月継続し、アザチオプリン内服に変更する。

O:12ヶ月時点での寛解維持とsevere adverse eventの率

登録前に最大2gのステロイドパルスか血漿交換が重症度に合わせてされても良い。 割付後は1gのステロイドパルス後に1mg/kgで開始し、6ヶ月後に5mgまで減量。

結果としては12ヶ月時点での寛解維持はリツキシマブ群 76%、IvCy群 82% (95% CI, −33 to 21; P = 0.68)で優越性は示されませんでした。寛解達成までの日にちはリツキシマブ群で90日、IvCy群で94日でした。
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副作用は大きく変わらず。
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というわけで解釈が難しいですね。優越性試験で差がなかったから同等とは言えないですもんね。