今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

2019年08月

肺炎の診断でいつも何を意識しているかを考えながら表を作ってみました。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/93560041つ1つはそれほど尤度比は高くないので、組み合わせていくしかない感じですね。この論文読んでから寝汗は聞くようにしています。呼吸音減弱はもっと注意し ...

メモ代わりに。尿のカリウム排泄を制御するのは次の2つ。① 集合管への十分なNa供給② アルドステロンhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3894511/NSAIDsによりシクロオキシゲナーゼが阻害されることにより① 糸球体濾過量を減らすことによりNa排泄量を減らし、ネ ...

先週の話になりますが、当院の市民講座で在宅診療と病院の連携について講演しました。 自分自身は一般の人に話するのは結構好きで、外に出ていって地域への健康増進活動に参加していきたい派です。病気になる前の段階に介入したいですよね。もう病院の医師も病院の中に留ま ...

今日の朝レクチャーは適々斎塾の復習でした。行きたかった回で行けるはずでしたが家庭の事情により断念した回だったので個人的にも勉強。Kanavelの4徴候とは① 指のびまん性腫脹② 指関節の軽度屈曲位での拘縮③ 受動伸展時の激痛④ 屈筋腱の走行に沿った圧痛で腱に炎症が及 ...

科内のメーリスで話題になっていたので原理を勉強してみました。黄色ブドウ球菌に対するクリンダマイシン (CLI)は内服でも使用可能なため、長期抗菌薬治療が必要な場合(骨髄炎など)に重宝します。ミノマイシンが使えればそれでもいいのですが耐性の場合もあります。治療にC ...

急性骨髄性白血病で導入化学療法中の21歳女性が治療開始後5日目より左膝内側に2cmほどの出血斑ができた。採血では汎血球減少を認めた。傷は急速に悪化し、紫色の膿疱となり発熱も認めた。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1702302 生検では血管周囲の出血と中 ...

Pneumobilliaは中枢優位、それは胆汁の流れが中枢を向いているから。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21935838Pneumobilliaは壊死性胆嚢炎、胆管処置後、胆管炎、胆管閉塞などで起こる。ただ胆管内の圧が高い場合はPneumobilliaが末梢まで行くこともある。総胆管内のAir ...

今日はSepsisの対応について症例を振り返りつつ、皆で勉強しました。以前抄読会で読んだ論文を復習。自分は結構すぐノルアドレナリンを準備するタイプです。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30704260低血圧を伴うSepsisを早期ノルアドレナリン群と通常治療群に割り付け ...

Septic shockを疑ったら必要な培養を早く取って抗菌薬を早めに入れることを指導する時に教える論文です。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21316569抗菌薬投与が遅れるに従って死亡率は上がっていく。最初の6時間では、1時間遅れるごとに7.6%死亡率は上がる。  ...

懐かしい知識で復習中・・。① 好中球の約90%は骨髄に存在し、2-3%が循環し、残りが組織中に存在する。② 細菌や損傷を受けた細胞から放出される物質は血管内皮内の接着分子の発現を増加させる。好中球表面のL-selectinが血管内皮の接着分子上のsialyl-Lewisなどの糖鎖構造に ...

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