今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

2019年09月

朝レクチャーの復習をしています。聞くだけだと忘れますね。73歳女性が慢性経過の呼吸苦で受診した。呼吸補助筋を使用しており、呼吸音は両側で減弱おりEarly inspiratory crackleを聴取した。また両膝に円形の角化班を認めた。http://www.cmaj.ca/content/179/6/611診断とこ ...

脳動脈瘤は場所を覚えておく。頭痛でCTを取った時にしっかりcheckする。好発部位はA-Com(前交通動脈) 30%、内頚動脈・P-Com分岐部 25%、MCA M2 20%、Basilar top 7%となっています。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMra052760これは日本でもあまり変わらないみた ...

Septic emboliの画像の特徴を覚えよう。Septic emboliを見たら右心系IE、Lemierre症候群、中心静脈カテーテル/PICC感染などを考える。典型的には「結節やくさび型の胸膜側優位の陰影± 空洞」と「Feeding vessel sign」feeding vessel signは離れた血管が結節の中心に引き込 ...

たこつぼ型心筋症の心電図を勉強しているとACSでのMirror imageなどを理解する必要がある。ということでメモ代わりに。Ⅰ. aVLは左室側壁Ⅱ, Ⅲ, aVfは左室下壁V1-4は左室前壁V5-6は左室下側壁最も対極的に位置するのはaVLと下壁誘導。前壁誘導と下壁誘導/後壁誘導も対極的と ...

たこつぼ型心筋症と前壁梗塞の心電図の違いはreciprocal changeがない、血流支配に沿わないST上昇などありますが、結局区別つかないこともあります(カテーテル検査が必要)。参考にV1のST上昇とaVRのST低下、QTc延長をcheckする。たこつぼ型心筋症33例と前壁梗塞342例の心電 ...

35歳女性が7日前より舌が赤くなったと受診した。辛いものを食べるときに赤い部分は少ししみるとのことだった。舌を見ると白い境界で囲まれた光沢のある紅斑性粘膜が見られた。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27505875診断は?「Geographic tongue(地図状舌)」・Geog ...

18歳女性が3年前からの両手の色調と温度変化、そして時折手が震えることで受診した。同時に右手が勝手に動いてしまうこともあり、集中力も下がっているとのことだった。診察上、右手のジストニアと手足の姿勢時振戦、軽度の構音障害、嚥下障害、運動緩徐を認めた。採血では肝 ...

爪シリーズが終わったので舌シリーズをぼちぼち始めます。50歳男性が1ヶ月前からの労作時呼吸苦で受診し、汎血球減少(Hb 3.3 MCV 133 WBC 1900 Plt 19000) を指摘された。診察で舌がなめらかでつやつやとしており、舌苔が無かった。https://www.jstage.jst.go.jp/article/te ...

レジデントノート「救急でのエラー なぜ起きる?どう防ぐ?」を普段からお世話になっている原田拓先生に献本いただきました。原田先生ありがとうございます!読ませていただきましたが救急でのエラーを引き起こすBiasやコミュニケーションエラーなどの要因についてまとまって ...

まあ採血データで診断できるという話かもしれないですが・・。http://www.ajnr.org/content/32/2/4134名の高アンモニア血症患者の頭部MRIの画像では、全員に島皮質(arrow)と帯状回(arrowhead)にDWIで拡散低下とFLAIRで高信号を認めた。側頭葉や視床、脳幹、皮質、基底核など ...

↑このページのトップヘ