原稿書いててもだいぶこんがらがりがちな知識です。

神経線維は太さによってlarge(A-α、A-β線維)medium(A-γ線維)small(A-δ線維とC線維)に分かれます。C線維のみ無髄線維で他は有髄線維です。large fiberは運動機能、振動覚、触覚を司ります。Medium fiberは筋紡錘を支配し、筋紡錘自体の筋線維(錘内筋線維)を調節しています。Small fiberは温痛覚と自律神経を司っています

ですので末梢神経障害はLarge fiberとSmall fiberにtypeに分かれ、以下のような特徴を持ちます。Small fiberは神経伝導検査で捉えられにくく、また疾患によってはNon-length-dependentになりうるのが注意ですね。
スクリーンショット 2020-07-20 0.45.40
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19414545/

全てがキレイにLargeとsmallに分かれるわけではないですが、末梢神経障害の1つの特徴として覚えておきましょう。

鑑別疾患としてはSmall fiberは特発性、アミロイドーシス、DM、ビタミンB12欠乏、甲状腺機能低下、uremiaですね。Large fiberはどうなんでしょうねえ。GBSの一部とか、傍腫瘍性神経症候群、Mタンパク関連とかでしょうか。