もう1つDifficult clinical encounterのうち、患者要因についてです。
claimer_ojisan
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30888942/

この論文ではDifficult patientは3つのタイプに分かれると書いてありました。
・診断がつかない、治療が難しい
・社会経済的、文化的に難しい
・医師患者関係を結ぶのが難しい(人格障害)


そしてそのような患者と接する場合の10個のClinical pearlsが以下の通りです。

1. 最初にその診察内で行う優先順位を患者と設定する
2. ルールを設定し融通をきかせすぎない
3. 共通の敵(疾患、環境、保険制度など)を設定する

4. 組織の方針を決め、それに従い行動・説明する
5. 対立意見のメリット、デメリットを提示し選ばせる
6. 担当を降りる
7. 患者と揉めないために担当を降りる際のルール(引き継ぎをする、緊急には対応するなど)を決めておく
8. 患者と揉めそうなときは一旦時間を置く
9. 全てに対応しない
10. 1人で悩まない


個人的には8番の時間をおくのは大事かなと思います揉めそうな際は一度検査などに行ってもらい、お互いを落ち着かせるとその後話がスムーズに進むことはよくある気がします。。みなさんはいかがでしょうか?