medicina 2022年7月号「日常診療に潜む臨床検査のピットフォールを回避せよ」が出版されました。鋪野先生、執筆の機会を頂きありがとうございました。
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今回の特集は臨床検査における診断エラーが発生するフェーズを「適応」「採取」「解釈」3つに分類し,それぞれで陥りがちなピットフォールを症例をもとに解説されています。私は「Case 22.Guillain-Barré症候群ってどう診断するの?」を担当させて頂きました。他の項目見てたら、もうちょっとタイトル工夫すべきだったと後悔・・。

Guillain-Barré症候群は症状がふらつきやしびれなど非特異的なこともあり、また亜型も多いことから診断エラーにつながることもある疾患です。



今回は主に検査についてということでしたので、蛋白細胞解離や神経伝導検査について執筆させていただきました。他の項目についても、ケースベースで大変読みやすいです。特に尿路結石のCHOKAI scoreや慢性心筋障害のTnTの上がり方、梅毒のwindow periodなどが勉強になりました。

ご興味のある方はご一読頂ければ幸いです。