今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ: 画像

科内で教えてもらいました。胆嚢炎はエコーで診断する事が多いですが、コンサルトするときや胆管炎の評価も兼ねてCTも取ること多いですよね。Tensile Gallbladder Fundus Signとは胆嚢底が前腹壁によって平定化するのに逆らって尖って見えることです。圧の高まりを示唆してい ...

舌関連で。身体所見ではないですが。Bright Tongue Signとは「T1強調像のsagittal(矢状断)で舌が高信号になること」です。脂肪組織に置換された舌が高信号になるためです。下の写真は49歳男性の9年間で進行する嚥下障害、筋力低下、筋萎縮で受診し、舌の萎縮とfasciculation ...

70歳男性が数週間前からの腹部全体の不快感と体重減少で受診した。腹部造影CT検査では不均一に造影される腫瘤を認め、下行結腸への浸潤と少量の腹水、臍部と腹膜に結節を認めた。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12432120鑑別と診断は?「腹膜悪性中皮腫」・患者は大網 ...

昨日は第2回全国医学生臨床推論GPでした。私は症例プレゼンターでしたが色々と自分も学びがありました。ということでまずはレントゲン側面像の読み方から。自分は初診でレントゲンを取る際は側面像をほぼルーティンに取るようにしています。ネットサーフィンしていると良い論 ...

当科のメーリスで流れてきた論文。情報共有はありがたいですね。53名の抗NMDA受容体抗体脳炎のMRI画像を下の4パターンに分類した中国の論文。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29567651Type 1:頭部MRI正常Type 2:海馬のみType 3:非海馬病変Type 4:海馬+他の部位病変 ...

当科では画像の読影勉強会をほぼ毎日していただいているのですが、盲腸捻転がたまに出てきます。盲腸捻転は腸閉塞として来院し結局手術などされると思うのですが、術前正診率は20−53%と低いようです。盲腸捻転のパターンとしてはAxial(Type Ⅰ 水平型:軸で捻転)、Loop(Ty ...

47歳男性がSIADHによる低ナトリウム血症(Na 105)で入院した。点滴治療でDay2 111, Day 3 116, Day 4 131と改善した。低ナトリウム血症は改善したが、入院時の意識障害は改善せずDay 15に頭部MRIを撮影した。MRIで大脳回の先端にT2とFLAIRで点状の高信号を認めた。 また基底 ...

EDACとはExcessive Dynamic Airway Collaspeの略で呼気時に気管が潰れてしまう病態で気管支軟化症との鑑別になります。EDACでは気道軟骨に問題はなく、気管軟骨に覆われていない気道後壁つまり膜様部が弛緩することにより気道が狭窄します。生理的な呼気時の気道虚脱が過剰に ...

消化管リンパ腫で最も多いのは胃(50-70%)ですが、小腸は20-30%を占め小腸悪性腫瘍で最も多いのはリンパ腫ということで画像の特徴を勉強しました。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17848697二次性では複数箇所が巻き込まれることもあります。ただ原発性消化管リンパ腫で ...

脳動脈瘤は場所を覚えておく。頭痛でCTを取った時にしっかりcheckする。好発部位はA-Com(前交通動脈) 30%、内頚動脈・P-Com分岐部 25%、MCA M2 20%、Basilar top 7%となっています。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMra052760これは日本でもあまり変わらないみた ...

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