今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ:神経 > 脳梗塞

今週のNEJM image challengeで知りました。下の写真の患者さんは78歳男性で90分前からの左上下肢麻痺で受診し、t-PAを投与されてから舌が腫れてきたようです。t-PAによる血管性浮腫と診断され、抗ヒスタミン薬とステロイドで治療されました。https://www.nejm.org/image-chal ...

47歳男性が右上下肢麻痺と構音障害で受診した。症状は2週間前に突然発症し、診察では運動性失語と両上下肢に痙性と右上下肢の筋力低下を認めた。小脳症状や脳神経症状は認めなかった。彼は4年前にも左上下肢麻痺を起こし、脱髄疾患としてステロイド治療され1ヶ月で改善したと ...

まずは症例から。全く一緒のケースを経験しました。高血圧と喫煙歴のある右利きの55歳男性が6時間前からの突然の左手の第1-2指、口の縁の左側、舌の左側のしびれで受診した。診察上も上記のしびれ以外の麻痺や脳神経所見を認めなかった。Cheri-Oral syndromeが疑われ、頭部MR ...

多領域にまたがる脳梗塞では心原性や大動脈プラークの関与を考えますが、悪性腫瘍関連も重要な鑑別の1つです。今回は3領域にまたがる脳梗塞は悪性腫瘍関連の可能性が高いのではという論文。先日、うちのチームメンバーに紹介しました。https://cp.neurology.org/content/9/2/ ...

PFO(卵円孔開存)は右→左シャントの1つですが、血栓傾向と一緒に原因不明の脳梗塞(CS;Cryptogenic stroke)の原因となりえます(血栓が肺を飛び越えて脳に詰まる)。ただ一般人口でも約1/4に存在すると言われ、偶然見つかったものなのか判断が難しいともされています。そ ...

先日ボスに教えてもらった論文。脳梗塞後に嚥下障害が生じてしまう患者さんも多いと思いますが、その予測スコアの論文です。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30742198derivation studyには153名、validation cohortには126名の入院時に嚥下障害(Functional Oral Intake ...

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