今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ:膠原病 > Vasculitis

過去の症例ですが、GCAと思っていたけど実はPolyarteritis nodosa(PN)だったのでは?という話が出ました。GCAは区分としては大血管炎ですが、実際の罹患血管は中〜大血管です。そもそも浅側頭動脈は中血管か?どうなのかなあと思ってChapel Hill Consensusを見直してみました ...

Otitis Media with ANCA Associated Vasculitis(OMAAV)は急速な聴力低下とANCA陽性を特徴とします。概念は知っていましたが、実際診るのは初めてなので勉強。Localized GPAなのか?https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25339433全身性のAAVは19-61%でその経過中に耳の問題 ...

MPA(顕微鏡的多発血管炎)の皮膚病変の1つにLivedoがあります。Livedoは軽い場合にはじっくり見ないと気づかない事があるなあと思います。MPAに多い皮膚病変はPurpura、丘疹、紅斑、Livedo、結節などです。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17939936Livedoは真皮以下の ...

リツキシマブシリーズで追加です。RITUXVAS試験ですね。腎障害のあるAAV患者(年齢中央値 68歳)が対象に3:1に割り付けたopen-label, two-group, paralleldesign, randomized trialです。https://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa0909169?articleTools=trueP:腎生検で壊 ...

この流れでリツキシマブの寛解維持での使い方についても。ANCA/B細胞が出現したときに打つのか、固定の時期に投与でいいのか。MAINRITSAN2試験です。https://ard.bmj.com/content/77/8/1143P:18歳以上の新規にMPA or GPAと診断され、寛解導入に至った162名。寛解導入療法はP ...

続いて寛解維持にリツキシマブを使うとどうなるかです。MAINRITSAN試験ですね。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1404231P:18-75歳のステロイド-シクロフォスファミド点滴で寛解導入したAAV115名(GPA 87名、MPA 23名、RLV 5名)I:500mg リツキシマブをday 0, ...

リツキサン®をついに使う日が来たかもしれないので論文を読んでみます。厳密では前職場で1回使ったことがあるのですが、あまり覚えていない。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa0909905有名なRAVE試験です。シクロフォスファミドは不妊、発がん性、血球減少、出 ...

ANCA関連血管炎の2大巨塔はGPAとMPAだが、その肺病変についてまとめました。MPAは肺胞出血と間質性肺炎(すりガラス陰影と蜂巣肺)GPAは結節と浸潤影で空洞を伴うこともある。というわけで同じ血管炎でも少し違うわけです。圧倒的に遭遇するのはMPAであるが、稀にMPO-ANCA陽 ...

膠原病セミナーパルスで教えてもらった論文。側頭動脈生検のパターンも色々あるんですね。確かに①のパターンを前の病院で経験したなあ。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25216320側頭動脈生検で炎症細胞浸潤を認めた354例の解析。臨床情報が得れた322例中、317例がGCA ...

この2日間、濃厚な膠原病レクチャーを受けておりました。顕微鏡的多発血管炎(MPA)は当院でもたまに診る疾患ですが、そのステロイド減量のペースについて議論になりました。ステロイド減量はCYCLOPS試験に準じておられるようです。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/221280 ...

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