今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ:循環器 > 不整脈

45歳女性が進行性の倦怠感と呼吸困難感で受診した。心臓超音波検査ではEF25-30%、心房拡張と右室の機能不全を認め、BNPは上昇していた。心臓MRIやストレステスト、冠動脈カテーテル検査、PETでは特異的な所見はなかった。甲状腺機能も異常なかった。β-blockerやスピロノラク ...

知り合いのTwitterで知った論文。アデホス®は上室性頻拍の際の治療や診断のために使われます。 しかし半減期が10秒以下と短いため、普通に静注するとライン内で不活化してしまいます。そのため、三方活栓を使って生理食塩水で後押ししますが、少し煩雑になりミスをしたり、 ...

心房細動は除細動してもSinus returnしなかったり、すぐに戻ってしまったりすることもありますが何Jで除細動しているでしょうか?https://academic.oup.com/eurheartj/advance-article/doi/10.1093/eurheartj/ehz585/5552545心房細動患者276名(68±9歳、1年以上のAf 30%)をM ...

今日の朝カンファはペースメーカー。苦手ですが知識整理中。主に使うペーシングモードはVVIかDDD. 徐脈性心房細動ではVVI、洞不全症候群や完全房室ブロックではDDDが使われます。・1文字目が刺激電極の位置・2文字目が感知電極の位置・3文字目がSenseした時のペースメーカー ...

上室性頻脈にはPSVT、心房細動(Af)、心房粗動(AFL、特に2:1)、心房頻拍(AT)があります。治療や鑑別にアデノシン(アデホス®)を使うことが多いですが、使った際の心電図の変化をまとめます。アデホス®は洞房結節、房室結節に作用します。https://www.bmj.com/content/34 ...

いつも読ませていただいているブログに紹介されていた論文。AfでアブレーションするとQOLはどう変わるか?https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/272848530-70歳の 少なくとも6ヶ月有症状の心房細動を持ち、β-blockerを含む1種類の抗不整脈に抵抗性 or in ...

ATP(アデホス-L コーワ®)は上室性不整脈の際に治療や鑑別に使います。半減期が数秒と短いため、使う際は急速静注が必要です。今回チーム内でATPは喘息には使ったらだめだよね?という話が出ました。ATPは気管支収縮を起こし、喘息を悪化させる場合があります。Up to date ...

PSVTの治療で寝たまま足上げバルサルバでも上手く治ったので復習。普通のバルサルバ法の成功率は5-20%程度のようです。いいのは修正バルサルバ法なのかもしれませんが、少し面倒・・。修正バルサルバは45度座位で40mmHgの圧を15秒させておいて、吹き終わったら座位から臥位に ...

本日の抄読会はP2-CHA2DS2-VASC scoreについての論文でした。CHA2DS2-VASC scoreに心房伝導の異常を足すことで脳梗塞の予測ツールとして精度が増すのでは?というものです。https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIRCULATIONAHA.118.035411 本論文では心房伝導の異常が ...

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