今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ:循環器 > 心電図

朝レクチャーで教えてもらいました。左脚ブロックが元々ある場合、ACSの心電図は難しいですがSgarbossa基準などがありますが、Chapman's signも覚えておきましょう。ちなみに右脚ブロックは普通に読めばいいです。Chapman's signとは「Ⅰ, aVL, V6誘導のR波における0.05s以上 ...

45歳女性が進行性の倦怠感と呼吸困難感で受診した。心臓超音波検査ではEF25-30%、心房拡張と右室の機能不全を認め、BNPは上昇していた。心臓MRIやストレステスト、冠動脈カテーテル検査、PETでは特異的な所見はなかった。甲状腺機能も異常なかった。β-blockerやスピロノラク ...

後輩に教えてもらった論文を追加。通常型AVNRTは房室結節付近に二重伝導路が存在し、順行路として遅伝導路を逆行路として速伝導路を通るパターンが多いのでこれを通常型(common type)と呼ぶ。通常型AVNRTでは心室が興奮した直後に、逆行性に速伝導路を逆行し心房を興奮させ ...

久しぶりにTorsade de Pointes(TdP)を見ました。初期研修の時、薬物大量内服でTdPになった患者さんを担当してICUで次不整脈出ないか1人怯えていたのを懐かしく思い出します。TdPは不整脈の1形で特徴的な形を有する多形性心室頻拍です。Torsade de Pointesは「棘波の捻れ」を ...

脚ブロックの心電図を何となくしか覚えていかなかったので、少し勉強してみます。心電図といえばこの本ですね。研修医の時からずっとこの本で勉強しています。<右脚ブロック>右脚ブロックでは右室が遅れて興奮する。すなわち右方向のV1やaVRで遅れた右室の興奮がR波として検 ...

たこつぼ型心筋症の心電図を勉強しているとACSでのMirror imageなどを理解する必要がある。ということでメモ代わりに。Ⅰ. aVLは左室側壁Ⅱ, Ⅲ, aVfは左室下壁V1-4は左室前壁V5-6は左室下側壁最も対極的に位置するのはaVLと下壁誘導。前壁誘導と下壁誘導/後壁誘導も対極的と ...

たこつぼ型心筋症と前壁梗塞の心電図の違いはreciprocal changeがない、血流支配に沿わないST上昇などありますが、結局区別つかないこともあります(カテーテル検査が必要)。参考にV1のST上昇とaVRのST低下、QTc延長をcheckする。たこつぼ型心筋症33例と前壁梗塞342例の心電 ...

上室性頻脈にはPSVT、心房細動(Af)、心房粗動(AFL、特に2:1)、心房頻拍(AT)があります。治療や鑑別にアデノシン(アデホス®)を使うことが多いですが、使った際の心電図の変化をまとめます。アデホス®は洞房結節、房室結節に作用します。https://www.bmj.com/content/34 ...

心電図勉強で読んでいるCASES AND TRACESから。84歳男性が胸痛後にCPAになり搬送された。初期波形はAystoleでCPRされ、搬送時にはPEAであった。心電図は以下の通り。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28630270この心電図から疑われるCPAの原因はなにか?「交互脈で心タン ...

心電図の勉強をはじめました。CirculationのCase and Traceシリーズが良さそうです。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2958136770歳男性が数時間前からの動悸で救急外来を受診した。HT, DM, COPD, Afなどの既往がある。血圧110/50 HR 170であった。 さてWide QRS tachyc ...

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