今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ:内分泌 > 電解質

本日朝のレクチャーはボスの貧血の話でしたが、Na値とMCVの話がありました。因みにMCVは大体ですぐ計算できるようにしましょう。MCV=Ht(%)/RBC(×10*4/μL)*1000で計算できますが、大体HtをRBCで割れば何となくわかりますね。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26305422 ...

47歳男性がSIADHによる低ナトリウム血症(Na 105)で入院した。点滴治療でDay2 111, Day 3 116, Day 4 131と改善した。低ナトリウム血症は改善したが、入院時の意識障害は改善せずDay 15に頭部MRIを撮影した。MRIで大脳回の先端にT2とFLAIRで点状の高信号を認めた。 また基底 ...

SIADHは原因がわからないことも多いですよね。そんな議論になった時にボスから教えてもらった論文。https://www.ejinme.com/article/S0953-6205(16)30028-0/abstractSIADH 555名中、原因がわかった456名を除外した99名に対して更なる精査を行ったら原因がわかったかを見た論 ...

低Ca血症を見たときはビタミンDや副甲状腺ホルモンの関与を考えますが、Mgも考えましょう。低Mg血症では副甲状腺ホルモンの分泌を抑制するため、低Ca血症の原因となります。ちなみにNa-K ATPaseの働きを弱め、集合管に到達するNa、水分量を増やし、また集合管のRONK channel ...

FeUNとFeUAがごちゃっていたので整理のためにも読んでみました。FeUNは利尿薬が入っている時の腎前性 or 腎性の判断に使う。FeUAも使えるが、低ナトリウム血症でSIADHと利尿薬使用を見分ける際に使う。腎前性高窒素血症(Prerenal azotemia: PR n=50)、利尿薬使用中の腎前性高 ...

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