今日なに読もう〜病院総合診療医の論文ブログ〜

京都の上さまの元で病院総合診療医をやっておりました。2020年度より京都大学の社会健康医学系(SPH)の大学院の博士課程1年目。論文メインに挙げていきます。

カテゴリ:感染症 > COVID-19

COVID-19自体がCPAにつながる例や受診控えが重症化につながるなどの予想からCPA数が増えるのでは?という仮定のもと、パリと3つの郊外(762km2をカバーしている)での18歳以上の非外傷性院外CPAを2020 3/16-4/26と2012-2019の6週で比較した論文。1週当たりの最大院外CPA数は1 ...

Veterans Affairs (VA)での2008-2018年に行っていた成人患者のコホートを用いて2019年と2020年の最初の16週の入院数を調べた。疾患としてはcommonな6つの疾患(脳卒中、心筋梗塞、心不全、COPD、虫垂炎、肺炎)とCOVID-19を調べた。2020年の最初の5-10週と11-16週を比較する ...

COVID-19流行時に凍瘡様皮疹をきたした6例の報告です。全例がPCRで陽性になっているわけではないことに注意です(陽性は3例)。ただ濃厚接触や感冒様症状、肺炎像があったようです。携帯のアプリで相談を受けた症例も含まれているようですね。https://onlinelibrary.wiley.com ...

50歳以下の若年で大血管脳梗塞を合併したCOVID-19 5例の報告です。1例目は33歳女性で1週間前より咳嗽、頭痛、悪寒があり、1日ほどで左上下肢のしびれと構音障害が生じました。COVID-19が蔓延していたため、受診するのを控えていたようです。病院を受診したときはNIHSS 19点で ...

WHO、CDCのRecommedationではCOVID-19が疑われる患者のエアロゾル産生手技ではN95マスク, eye protection(Faceシールド?), 個人用防護具(PPE)、手袋の着用が勧められているそうで、カバーオールやブーツカバー、ヘアカバーは含まれていません。今回はそれらの防護で防ぎ ...

イタリアのTreviso and Belluno provincesでCOVID-19患者にSARS-CoV-2スワブテストの5-6日後に電話でインタビューを行い、嗅覚味覚障害の有無を調べた論文。「Alterations in Smell or Taste in Mildly Symptomatic Outpatients With SARS-CoV-2 Infection」https://jamanetw ...

COVID-19感染後にGBS(Guillan-Barre Syndrome)を発症した5例の報告。初期症状は下肢脱力と感覚異常が4名、顔面麻痺と引き続く運動失調、感覚異常が1名であった。4名で36時間〜4日以内に全身の弛緩性麻痺もしくは四肢麻痺が起こり、人工呼吸器管理を3名で必要とした。最初のC ...

血栓傾向や急激な呼吸状態の悪化にはこういった病態が関与しているんですかね。「Endothelial cell infection and endotheliitis in COVID-19 」https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30937-5/fulltextSARS-CoV-2はACE2受容体を介して宿主に ...

2020/3/1-4/4までのNY city areaの12病院のCOVID-19入院患者5700例のケースシリーズです。NYは全米のCOVID-19感染の約30%を占めています。「Presenting Characteristics, Comorbidities, and Outcomes Among 5700 Patients Hospitalized With COVID-19 in the New York City ...

65歳女性が4日前からの倦怠感、乾性咳嗽、腹部違和感で受診した。熱はなかったが呼吸数28でSpO2 89%であった。採血ではHb 14.2g/dL、血小板 183000であった。口咽頭スワブのRT-PCRが陽性でCOVID-19と診断した。入院の上、アンピシリンスルバクタム・低分子ヘパリン・酸素投与 ...

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